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和泉の好きな物を最低一日一個紹介していきます。主に本中心です。
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2024/11/27 (Wed)
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2008/01/21 (Mon)
(画像クリックでamazonへ飛びます)
あの有名な(のは私の中だけでしょうか)椋 鳩十が書いた、ある犬と飼い主とその家族の物語です。
舞台は戦時の日本。当時犬狩りなるものが行われており、その中を生き抜こうとするものです。
子供向けの物語なので、動物に興味がある、ないでも小さな子供に読ませるにはとてもいい本だと思います。
戦争の民間人の被害、苦しみ、哀しみがこの本一冊に沢山つめこまれており、最後は本当に泣いてしまいます。
戦争の恐ろしさを子供の頃から知るというのはとても大切な物です。
ですから、この児童書はとても良い作品だと思っています。
私が大人になり子供を産んだら、是非読ませたいと思う一冊であります。
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あの有名な(のは私の中だけでしょうか)椋 鳩十が書いた、ある犬と飼い主とその家族の物語です。
舞台は戦時の日本。当時犬狩りなるものが行われており、その中を生き抜こうとするものです。
子供向けの物語なので、動物に興味がある、ないでも小さな子供に読ませるにはとてもいい本だと思います。
戦争の民間人の被害、苦しみ、哀しみがこの本一冊に沢山つめこまれており、最後は本当に泣いてしまいます。
戦争の恐ろしさを子供の頃から知るというのはとても大切な物です。
ですから、この児童書はとても良い作品だと思っています。
私が大人になり子供を産んだら、是非読ませたいと思う一冊であります。
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2008/01/21 (Mon)
『ようこそ、おまけの時間に』(岡田 淳著/偕成社文庫)
私が小説創作を始めたきっかけとなった思い出深い一冊です。
これは小学校低学年の頃に学校の図書室で読んでからどっぷりとはまってしまい、かれこれ20回以上は読み返しています。
(*以下、ネタバレを含みます)
主人公がある日、12時のサイレン時に瞬きをした瞬間、茨に満ちた世界へ行くことが始まりです。
そこはさっきまで授業を受けていた教室。けれど周りは茨の蔓と霧でよく見えない。
何回もその世界へ行くことにより、主人公はやがてそこが教室だと気づき、茨が巻き付いているのはクラスメイトだったと判明するのです。
茨から人間を解放すると、次の日の12時にその人間もこの世界へ来る。
しかしみんな夢だと思い、本当の自分をさらけだしたために同じ世界から来た人たちだと最初は信じないのですが、次第に皆同じ世界から来ていることに気付き、今まで溝だらけだったクラスメイト―否、学校の児童達が仲良くなってゆくという話です。
小さな頃、私も主人公と同じ歳になったらいけるかな、だなんてよく想像していた物です。
『ようこそ、おまけの時間に』(岡田 淳著/偕成社文庫)
私が小説創作を始めたきっかけとなった思い出深い一冊です。
これは小学校低学年の頃に学校の図書室で読んでからどっぷりとはまってしまい、かれこれ20回以上は読み返しています。
(*以下、ネタバレを含みます)
主人公がある日、12時のサイレン時に瞬きをした瞬間、茨に満ちた世界へ行くことが始まりです。
そこはさっきまで授業を受けていた教室。けれど周りは茨の蔓と霧でよく見えない。
何回もその世界へ行くことにより、主人公はやがてそこが教室だと気づき、茨が巻き付いているのはクラスメイトだったと判明するのです。
茨から人間を解放すると、次の日の12時にその人間もこの世界へ来る。
しかしみんな夢だと思い、本当の自分をさらけだしたために同じ世界から来た人たちだと最初は信じないのですが、次第に皆同じ世界から来ていることに気付き、今まで溝だらけだったクラスメイト―否、学校の児童達が仲良くなってゆくという話です。
小さな頃、私も主人公と同じ歳になったらいけるかな、だなんてよく想像していた物です。
2008/01/21 (Mon)
これから毎日一冊ずつ、私の大好きな本を紹介していきます。
…なのですが、とりあえず今日は初めてなので、どばっと4冊紹介します。
記念すべき一冊目は『ビルマの竪琴』(竹山 道雄著/偕成社文庫)です。(画像クリックでamazonへ飛びます)
これは戦争中のビルマ(現在名称:ミャンマー)にいたとある日本兵の部隊を描いています。
1956年と1985年に映画化もされており、大人の方はご存じかと。
(*以下、ネタバレを含みます)
私が初めて読んだのは小学生の頃です。敵兵と日本兵が一緒に「埴生の宿」を合唱するシーンは独特な印象を残しました。
最後に部隊が日本へ帰るとき、離ればなれになった水島が渡した手紙の内容は涙無くては読めません。
これから毎日一冊ずつ、私の大好きな本を紹介していきます。
…なのですが、とりあえず今日は初めてなので、どばっと4冊紹介します。
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これは戦争中のビルマ(現在名称:ミャンマー)にいたとある日本兵の部隊を描いています。
1956年と1985年に映画化もされており、大人の方はご存じかと。
(*以下、ネタバレを含みます)
私が初めて読んだのは小学生の頃です。敵兵と日本兵が一緒に「埴生の宿」を合唱するシーンは独特な印象を残しました。
最後に部隊が日本へ帰るとき、離ればなれになった水島が渡した手紙の内容は涙無くては読めません。